スギにしてもひのきにしても、花粉である点は同じであり花粉症にかかる原因となる物質でもあります。これらの樹は花粉を出す量が樹齢によって変わってくるという特徴があるのです。
つまり、現在猛威を振るっている「スギ花粉」はその花粉生産量が強い樹齢30年くらいになっているものが多いことが、その原因となっています。昔よりスギの植林が盛んであった日本では、適度な樹齢になっているスギが多いために近年飛散量が多いという状況になってしまっているのです。
スギに比べてひのきの方は、日本ではスギほど以前は植林があまり盛んでなかったため問題にされることがありませんでしたが、スギ花粉と同様にひのき花粉も花粉症を引き起こす物質です。
スギ花粉症にかかる体質の人は、大半(全体の7〜8割程度)がひのき花粉にも悪影響を受けるとされています。
ひのきはスギより10年ほど遅れて植林が広まったとされていて、ひのき花粉が最盛期に達する樹齢30年にさしかかるひのきも出てきています。ですので、スギと両方あわせて、花粉飛散の問題がさらに悪化するという懸念も指摘されています。
また、ひのきが活発に植林された地域は主に中部から関西にかけてです。ひのき花粉は全国的ではない現象ともいえますが、前述の通りスギ花粉と症状も強さもあまり変わらないので対策に注意が必要です。
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